5つの定置網が海底で破れ、すべて使用不能
水橋漁港のメーンはホタルイカ漁…。年間の水揚げ額2億円のうち、8割がホタルイカ漁です。


水橋漁民合同組合によりますと、漁港にはホタルイカ漁の定置網が5つありますが、地震で海底の網が破れたり、いかりをつなぐロープが切れたりして、定置網すべてが使えない状態です。

定置網の被害額は6000万円以上にのぼるとみています。3月のホタルイカ漁に向け、組合では5つある定置網のうち3つを修理して漁を行う予定ですが、修理はすべて手作業のため、間に合うかどうかは不透明だと言います。

水橋漁民合同組合 安倍久智組合長:「これは本当に段取りするのに11月から(船に)乗り込んできてやっと12月30日に完成したばっかりで、初起こしが1月4日からだったんですよ。地震発生して1回も漁できずに回収してきた。設置したものは全部ゼロからやり直しです」















