発生から10日目をむかえた能登半島地震では、石川県内でこれまでに203人の死亡が確認されています。
石川県では、きのう初めて珠洲市で災害関連死が確認され、きょう新たに認められた能登町の1人とあわせて7人が亡くなりました。また、0歳の女の子を含む68人の安否が未だ分かっていません。
こうした中、避難生活の長期化を見据え、被災した人を被災地以外のホテルや旅館に移し「2次避難所」として活用する取り組みが本格化しています。
石川県加賀市のホテルには昨夜、輪島市内の中学校に避難していた男性9人、女性5人の14人が到着しました。
避難した人
「本当に助かります。もうトイレ行ったり、何もかも大変な状況だった」
「いやぁほっとした。電気つかないと水洗(トイレ)が流れない。たまる一方。ゆっくりしたい…寝たいね」
石川県内では現在も404か所の避難所に2万6000人以上が身を寄せていて、長引く避難生活によって衛生環境の悪化やストレスによる体調不良などの改善が喫緊の課題となっています。
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