能登半島地震の被災者を支援しようと、宮城県の大崎市と富谷市に備蓄されていた段ボールベッド230台が石川県に送られました。

能登半島地震・大崎市災害支援対策本部 佐藤光弘副部長:
「段ボールベッドの支援送達を直ちに開始してください」

大崎市役所ではおよそ80人の職員が能登半島地震で被害を受けた石川県へ送る段ボールベッドをトラックに詰め込みました。段ボールベッドは数分で組み立てることができ、体がじかに床に触れないため寒さ対策にもなることから、避難所などで活用されます。大崎市は、東日本大震災後に備蓄したダンボールベッド400台のうち180台を支援物資として送りました。

能登半島地震・大崎市災害支援対策本部 赤間幸人本部長:
「災害弱者と言われる高齢者や妊婦などに優先的に使ってもらえると嬉しい」

このほか富谷市からも段ボールベッド50台が提供され、合わせて230台が宮城県からの支援物資として送られました。