熊本地震と同じ最大震度7の揺れを観測した能登半島地震の死者は200人を超えました。
熊本地震で亡くなった人の約8割は関連死でした。熊本地震の被災者が被災地へ届けたい思いです。
熊本地震で避難所を運営 吉村静代さん「避難所の方たちが病気にならないかというのが1番心配」

8年前、益城町で被災しながらも避難所運営にあたった吉村静代さんです。
吉村さんは自らの経験から能登半島地震の被災者の避難所生活は長引くとだろうと指摘します。

そして熊本地震では震災関連死と認定されたのは218人と全体の約8割を占めたことなどから、関連死を防ぐためには避難所を“仮暮らしの場”でなく“生活の場”にして、「動くこと」が大事だと話します。

吉村さん「縮こまるのではなく、動かざるを得ないようなお掃除をして。できれば生活の場としての避難所というのを意識して欲しい」
このほか、寄せられた被災者の声です。
「被災してから避難所で眠れない日が続いたとき、心のカウンセリングが役に立った。そういう支援も必要」だということでした。


















