「備え」を日頃から話題に
MRTテレビ「Check!」では、視聴者のみなさんを対象にMRTアプリを使用してアンケートを行いました。
(質問)能登半島地震を受けて改めて災害への備えをしましたか?(回答数 730)
はい 42% いいえ 58%

改めて備えをしたという方は約4割しかいないという結果になりました。
この結果をどのようにご覧になりますか?
(NPOみんなのくらしターミナル 初鹿野 聡さん)
みなさんが「備え」をどう考えてるかということです。
非常持ち出し袋が固定的なものになってませんか?
これを変えて、暮らしの中で、皆、どこで災害があってもいいような「備え」に変えていきましょう。
そうすると、多分、「はい」が増えるはずです。
メッセージをいただいた中で「備え」がまだという方は、「高齢の両親を連れてどうやって避難したらいいか悩むばかりです」といった声ですとか、「自分のところだけではなくて、ハザードマップの見直し、両親や子供が住んでいるところの確認も必要だなと思いました。ただ、まだできていない」というような声も聞かれました
(NPOみんなのくらしターミナル 初鹿野 聡さん)
これは、お互い声を掛け合って、言葉にしていくしかないですね。
日頃から会話をしましょう。そして、「備え」を話題にしましょう。それをやっておくだけでも全然変わります。

(全3回の1回)「地震が起こったからこうだ、大変だというのではなくて、もっと今から考えて」能登半島地震の教訓と備え(1)
(全3回の2回)「能登半島地震に匹敵するようなものが最大で想定されている」残りの南部の断層が動くリスクも 能登半島地震の教訓と備え(2)
※MRTテレビ「Check!」1月9日(火)放送分を再構成