日向灘地震 南海トラフ地震のリスクが高まる

さらに、宮崎県内では、日向灘地震、そして南海トラフ地震のリスクが高まっていることも忘れてはいけません。

(京都大学防災研究所宮崎観測所 山下裕亮助教)
「南海トラフ地震が仮に起こった場合、3分程度揺れが続く。基本的に揺れている間は逃げられない。むやみに動くのも危険ですから、その揺れが、一旦収まった後にいかに早く外に出て、避難行動に移れるか、その時間をいかに短くするかというのが、要はポイントだと思います」

山下助教は改めて災害への備えを見直す機会にしてほしいと訴えます。

(京都大学防災研究所宮崎観測所 山下裕亮助教)
「家の中の備えだったりとか、避難の方法の備えだったりとか、連絡手段の備えもあると思いますし、あとは避難してからの生活をどうするか、いろんな備えがあると思いますが、そこを見直すきっかけにしていただけるとありがたいとは思います」