地震発生から1週間が過ぎ、富山県内で被害が大きかった氷見市では、9日から災害ボランティアが本格的にはじまりました。

富山県氷見市では、9日からボランティアによる本格的な復旧作業がはじまり県内からおよそ50人が集まりました。

射水市から参加:「少しでも力になれたら…」

富山県によりますと、9日午前11時時点で氷見市では4250世帯で断水が続いていて、小矢部市でも28世帯が断水しています。

また8日午後1時時点で、氷見市や高岡市など10か所に避難所が開設され、あわせて122人が身を寄せています。

地震による富山県内の住宅への被害は8日午後1時時点で全壊16棟、半壊25棟などあわせて806棟に上っています。

富山県は能登半島地震で住宅が全壊や半壊などの被害を受けた被災者に対し、県営住宅を一時的に提供していて、9日午前10時現在で4世帯に提供していて今後も増える見込みです。