能登半島地震では津波による被害も報告されています。石川県珠洲市では津波の高さが、最大で4.5mあったとみられています。また、震源地から遠い場所にも影響がありました。現時点での最新情報をまとめます。

津波の高さは最大4.5mか 石川県珠洲市三崎町

南波雅俊キャスター:
石川県珠洲市の沿岸をドローンで撮影した映像には、船が沿岸から乗り上げているもの、あるいは、もともと家だったのかもしれませんが、木が散乱している様子であったり、家が流されているとみられます。それだけに広い範囲、非常に甚大な被害だったことがわかります。

地震発生から1週間の津波の被害ですが、石川県珠洲市三崎町で、最大の高さは4.5mだったとみられています。

専門家は…

津波のメカニズムに詳しい 中央大学 有川太郎 教授:
「車や自販機が流されているので、相当大きな津波がきたと思います。到達までは10分~20分はあったと思う」

石川県は、「津波被害の把握まで手が回っていない」としています。

やはり家屋の倒壊なども含めて様々な被害があるので、どこまでが津波の被害だったかの特定には、まだ至っていないという状況だそうです。