東日本大震災の伝承活動に取り組む岩手県立釜石高校の生徒が8日、能登半島地震の被災地を支援しようと募金を呼びかけました。

募金を呼びかけたのは釜石高校で東日本大震災の伝承に取り組む「夢団」の生徒の4人です。釜石高校では生徒有志が中心となり、2019年から大震災の教訓を後世に伝えるために震災語り部の取り組みを続けています。8日は釜石市内のショッピングセンターで行われた釜石市赤十字奉仕団の募金活動に参加し、買い物客に能登半島地震の被災地への支援を呼びかけました。去年語り部活動に参加した宮古市田老(みやこし・たろう)出身の政屋璃緒さんは「同じ日本で大変な思いをしている人たちがいる自分にできることはないかと思い参加しました」と話していました。