”納豆の街"と知られる茨城県・水戸市ですが、納豆の年間購入額は5年連続首位から転落しています。首位奪還するために始めた混ぜるたけの世界選手権とは?

■トップから転落“納豆の街”水戸 “納豆まみれ”まぜまぜ選手権

“納豆の街”として知られる茨城県水戸市。記念碑を建てるなど納豆は市民のソウルフードのはずが・・・

水戸市 高橋靖市長
「最悪7位くらいになっちゃったこともありまして」

水戸市民の納豆の年間購入額は5年連続でトップの座を明け渡す事態に。

水戸市は納豆の消費拡大を図るための条例を制定し、7月10日を「納豆の日」にしたのです。そして、迎えた初めての納豆の日に行われたのが・・・

司会
「よーいスタート」

1分間に納豆を何回かき混ぜられるかを競う「納豆まぜまぜ世界選手権」。

ルールはシンプル。2人1組になり、1人は器を押さえ、もう一人が納豆をひたすら混ぜるだけ。子どもたちがこれでもかというくらいに混ぜ続けますが・・・

司会
「手が疲れてきちゃったか」

簡単そうに見えて、かなりの重労働の様子。

参加者
「結構、腕が痛かった」

参加者
「ちょっと難しいけど面白かった」

白熱のあまりこんなことも・・・。器を押さえていたお母さんの手は納豆まみれに。

司会
「お母さんこのあとトイレ行って(手を洗って)くださいね」

30組が参加したこの世界選手権を制したのは小学6年生の高木美嘉さん。なんと180回もかき混ぜました。

優勝した高木美嘉さん(11)
「すごく楽しかったです。全然回せていないと思ってたからびっくりしました」

納豆購入額1位の奪還を目指して水戸市の粘り強い挑戦は続きます。