7月8日、横浜市のJR鶴見線で電車がストップするトラブルがありました。原因は線路に迷い込んだ"ある動物"でした。
■2頭のヤギが線路内に侵入 踏切鳴る中 食事に夢中!?

横浜市にある入船公園で飼われている、ヤギの「いりちゃん」と「ふねちゃん」。公園のアイドルとして親しまれています。
公園に遊びに来た人
「かわいいです」「ちょっと大きめだった」
そんな2頭のヤギが先週、とんでもないところに出没!それが…

なんと駅の線路!後ろに停まっている電車や踏切の音を気にする素振りも見せず、一心不乱に線路に生えている草をパクパク。
動画の撮影者
「どこからヤギが来たんだろうなと思って、びっくりはしました。(ヤギは)最初から最後まで何も気にしていない感じでしたね。動物自由だなーって」
実はヤギが飼われている公園は駅のすぐ隣り。しかし、なぜ線路に侵入したのでしょうか?
入船公園 菅野光喜所長
「くずの葉っぱが大好きなんですよ。くずの木がここに育ってまして、(くずの葉っぱを)金網ごとかじってたんですよね。それで金網はヤギの力で破られちゃって」
食欲旺盛で「クズの葉」が食べたいあまりに、金網を破って線路に侵入したというのです。幸い電車の乗客乗員やヤギにケガはありませんでした。
ヤギを見に来た人
「(子どもたちも)心配してたので、『轢かれてない?』って。食い意地が張っちゃって、お腹減ってたんですかね」
公園は、金網を二重にするなど、ヤギが敷地の外に出ないよう対策をとるとのことです。