東福岡・高比良主将「1対1の戦いで負けないことを徹底」

 一方の東福岡は、本大会に入ってから徐々に調子を上げてきた。3回戦までは個々のスキルや決定力の高さで勝ち進んできたが、準々決勝の茗渓学園(茨城)戦が激しいフィジカルバトルになったことでチームが覚醒。本来の一人一人の当たりの強さ、激しさを取り戻すと、準決勝では試合の序盤からAシードの佐賀工(佐賀)を粉砕。大量50点、8つのトライを奪って決戦の舞台に進んできた。桐蔭学園との対決を前に、高比良恭介主将は「1対1の戦いで負けないこと、東福岡の代表として60分間、体を張り続けることを徹底してやっていきたい。このグリーンジャージを着て戦う最後の試合、最後の試合だからこそしっかり楽しんで戦いたい」と抱負を語りました。