岩手県陸前高田市の東日本大震災津波伝承館で「応急仮設住宅」をテーマにした企画展が6日に始まりました。

企画展では東日本大震災の発生後に県内で整備された仮設住宅の状況や課題などを紹介しています。岩手県内では東日本大震災の発生から8日後の3月19日に陸前高田市と釜石市で仮設住宅の建設が始まり、8月11日には計画した約1万4000戸すべてが完成しました。その際、建設予定地が被災して使えなくなるなど、用地の選定や確保に時間がかかったことが課題として紹介されています。企画展は来月7日まで開かれています。