バス業界の魅力発信や運転士の確保につなげようと、盛岡市で電動バスの運転体験会が開かれました。
この体験会は、岩手県交通が開催したもので2025年の春に続き2回目の開催です。

EV=電動バスは騒音や振動が少ないうえ二酸化炭素の排出量も少なく、県交通では現在今回の体験会で使用された車両に、別モデルの車両を合わせた5台の電動バスを所有し路線バスで使用しています。

3日の体験会には、バス業界への就職を検討する人を含む9人が参加。
記者も運転を体験しました。

(記者リポート)
「大型バスなのにオートマ車両ということで操作がとても簡単、そして加速がすごくスムーズです」
体験会に参加した人たちは最新の電動車両の運転を通して、バス業界の今に触れていました。

(参加者)
「なんとか脱輪せず走れた。大型の免許なしでこの大きな車両に乗る機会がないので、人材確保に向けて良い取り組みだと思う。」

(岩手県交通 本田一彦会長)
「そんなに難しくないということを体験してもらえれば。もちろん乗務員になっていただければそれに越したことはないが、バス業界もどんどん変わってきているので変化を感じていただければ」
岩手県交通は2025年度、新たに3台の電動バスを導入する予定です。














