1日に発生した能登半島地震によるライフラインへの影響は今も続いています。

新潟市では液状化による水道管の損傷などで、4日午後1時現在、西区の313軒で断水が続いています。

記者リポート
「住宅などに水を供給する給水管が、このようにぽっきりと折れてしまっています。新潟市西区では漏水により大きな水たまりができていて、作業員が土を掘って復旧作業を行っています」

復旧現場では作業員が漏れた水をポンプで汲み上げながら給水管を取り換えていました。

新潟市水道局 管路第2課 細山直紀副主査
「一刻も早く、いつも通りの水の供給が皆様にできますように、全力で復旧をしておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします」

新潟市は西区の4か所に給水所を設置していて、4日の午前中も水を汲みに来る市民の姿がありました。

「本当ありがたい限りで…大事に飲用として。うちには犬も猫もいるもので」

新潟市水道局によりますと断水解消のめどは、まだ立っていないということです。

一方、JR越後線は線路脇の陥没が見つかり、越後赤塚駅と関屋駅の間の上下線で運転見合わせが続いています。JR東日本は6日(土)昼ごろからの運転再開を目指しています。