韓国の最大野党「共に民主党」の李在明代表が刃物で襲われた事件をめぐって、容疑者の男が去年、「共に民主党」の党員になっていたことがわかりました。

「共に民主党」の李在明代表は今月2日、南部・釜山で、支持者を装って近づいてきた男にナイフで首を刺されました。

韓国の裁判所は4日、その場で取り押さえられた60代の男について、殺人未遂の疑いで、引き続き身柄を拘束することを認めました。

こうしたなか、「共に民主党」は、容疑者の男が去年4月に「共に民主党」の党員になっていたと公表。「その前は長い間、与党『国民の力』の党員だった」と主張しています。一方の「国民の力」は「容疑者は今は『国民の力』の党員ではない」と説明しています。

韓国警察は男の自宅や党事務所などを捜索し、襲撃の動機などを調べています。

今年4月に総選挙を控えるなかで今回の事件が起きたことに韓国社会の衝撃は大きく、韓国メディアは「民主主義の根幹を破壊する政治テロによって、政局は事実上すべて止まった」と報じています。