1日に発生した能登半島地震を受け、日本赤十字社鳥取県支部は医療救護班を被災地に派遣しました。

日本赤十字社鳥取県支部が派遣するのは医師や看護師などの医療救護班と、石川県支部の業務をサポートする災害対策本部要員など8人です。

きょうは鳥取県庁で出発式行われ、鳥取県支部の支部長を務める平井知事が「不安の中で怯えている被災者に寄り添って奉仕をして欲しい。慣れない土地なので、くれぐれも健康に留意し助け合って任務を全うして欲しい」と激励しました。

そして、班長の山代豊医師が「中国四国ブロックの代表として今後の活動の道しるべとなるよう災害救護に全力を尽くしたい」と決意を述べました。

日本赤十字社鳥取県支部医療救護班班長 山代豊 医師
「患者さんに寄り添ってというのが、赤十字の人道博愛という気持ちで普段医療をやっているので、普段やっていることをそのまま現地でやるということが、当たり前のようにできれば」

その後、メンバーらはドクターカーなど2台の車に分乗し出発しました。

医療救護班の活動はあすから今月7日までで、あす朝、石川県に到着し現地のスタッフと打ち合わせをしたうえで具体的な活動内容や場所を決めるということです。