能登半島地震の発生を受け、岩手県大船渡市の青年会議所が集めた支援物資が、被害の大きかった石川県に送られました。

大船渡青年会議所は3日午後から水やブルーシート、赤ちゃん用のおむつなどの支援物資の提供を、SNSで呼びかけてきました。
これは日本青年会議所からの要請を受けて実施したもので、県内各地の青年会議所が集めた物資はいったん北上市に集約され、石川県に送られます。

(大船渡青年会議所 片山拓弥さん)
「やはり私たち、13年前の震災の辛さを経験していますので、少しでも支援したいという思いで活動しております」

石川県によりますと、4日午前8時現在で364か所の避難所に3万4000人あまりが避難しています。
大船渡市では2トントラックがいっぱいになるほどの物資が集まり、午前10時ごろ出発しました。
岩手県内各地から集められた物資は4日午後10時に石川県に向けて出発する予定です。