去年1年間の全国の交通事故の死者数が2678人となり、8年ぶりに増加に転じたことが警察庁のまとめでわかりました。

警察庁によりますと、去年1年間に全国で発生した交通事故による死者の数は2678人で、おととしよりも68人増え、8年ぶりに増加に転じました。コロナによる自粛が解除され、人出が増えたことが背景にあるとみられます。

都道府県別の死者数は、大阪府が148人と最も多く、次いで、愛知県の145人、東京都の136人、北海道の131人などとなっています。一番少なかったのは佐賀県の13人です。

また、死者のうち、65歳以上の高齢者は1465人で、統計を取り始めた1966年以降で最少となりました。