多くの企業や官公庁ではきょう(4日)が仕事始めです。岡山・香川の県庁では、それぞれ知事が職員らに新年のあいさつを述べました。

仕事始めとなった岡山県庁では職員ら約120人を前に伊原木知事が新年のあいさつを述べました。

3期目の最終年度となる今年の抱負を「熱」とし、職員らとコロナ後の経済再生や少子化対策に熱く取り組んでいきたいと呼びかけました。また今月1日に発生した能登半島地震にも触れ今後の支援要請に備えるよう求めました。

(伊原木隆太岡山県知事)「今後、人的・物的支援要請があれば速やかに対応してまいります。職員の皆さんも、対応をよろしくお願いします」

一方、香川県庁でも仕事始め式が行われ、池田知事は幹部職員ら49人を前に物価高対策を行いながら子育てや産業観光振興などの施策に取り組んでいきたいと訓示しました。

また、このあとの会見では瀬戸内海の国立公園指定が90周年を迎えるのを機に栄養塩類を海に供給する管理計画を作り、魚の減少を食い止める対策をスタートさせたいと述べました。