長崎県五島市三井楽町で正月の伝統行事「獅子こま舞」が行われました。

男獅子・女獅子の二体の獅子と、天狗の面を付けた猿田彦が、神社の中を所せましと舞います。

長崎県五島市三井楽町の貝津地区で、300年以上前から続く正月の伝統行事「獅子こま舞」。

例年は、地区の家々を回り、1年の無病息災を祈願しますが、2024年はインフルエンザの流行に伴い、神社のみでの披露となりました。

見物した人からは、「ちょっと怖かったけど迫力があってすごかった」との感想や、地元で宿を開業予定の人からは「事業がうまくいくように、貝津の人たちに愛される場所になるようにがんばっていきたいです」との抱負も聞かれました。

長崎県の無形民俗文化財にも指定されている貝津地区の獅子こま舞。最後は集まった人々とともに地区の安全を祈りました。