天皇皇后両陛下と愛子さまは、長崎市の原爆資料館で被爆者らと懇談しています。

このうち、長崎県被爆者手帳友の会の会員である被爆者、中村キクヨさん(101)は、「21歳の時に被爆しました。親戚はみんな亡くなってしまいました。平和が一番大切だということを皆さんにお伝えしたい。よろしくお願いします」などと話しました。

天皇陛下は中村さんに「ご親戚が亡くなられたのですか」とお尋ねになり、中村さんは「遺骨はまだ見つかっていません」と答え、平和の大切さを訴えました。

両陛下と愛子さまは、車いすに乗った中村さんの話を、身をかがめてお聞きになりました。