断水に関する情報(午後1時現在)
羽咋市では、全世帯にあたる約8500世帯で断水していて、給水車の手配をしていますが、いつ到着するかは未定です。トイレ用に提供された井戸水を一般に開放しています。
七尾市は、市内全域で断水が続いていて、自衛隊による給水を予定しているということです。
中能登町は全域で断水していますが、配水池からの給水ができるよう準備を進めるとともに、給水車の手配をしています。
宝達志水町は、ほぼ全域で断水していますが、夕方以降、集落の会館などでペットボトルを配布する予定です。
能登町は全域で断水しています。
被害の大きい輪島市では、断水の状況が把握できていない状態です。
かほく市は、全体の7割近くにあたる約9850世帯で断水してますが、高松地区では水が出ているということです。
内灘町では、およそ7割の地域で断水が続いています。
金沢市は、一部地区で断水しましたが順次復旧しているということです。ほかにも、断水が発生している市や町があるとみられます。
停電、避難所情報
北陸電力送配電によりますと、12時半現在石川県内では約32800戸が停電しているいうことです。珠洲市・輪島市・七尾市能登町・穴水町志賀町など10市町です。金沢市内のガソリンスタンドでは、午前7時の開店を前に給油に訪れた約20台の車が長い列を作りました。
避難所は小松市で66箇所、金沢市で63箇所、七尾市で19箇所などと県内全域で開かれていて地震の揺れが大きかった輪島市では41箇所の避難所に約8000人が避難しているということです。
主な交通情報
のと里山海道は、道路が陥没していて全線で通行止めになっています。
のとじま大橋とツインブリッジのとも通行止めとなっています。
のと里山空港は、きょうの羽田便全便が欠航しています。
小松空港は午前中の羽田便2便と福岡便3便が欠航しました。
JR西日本金沢支社によりますと、金沢~長野間で運転を見合わせている北陸新幹線は、午前10時34分に金沢~富山間で運転を再開しました。一方、富山~長野間については午後3時ごろからの運転再開を予定しています。
また北陸線は、敦賀~福井間は始発から普通列車の運転を再開しているほか、金沢~福井間についても正午ごろからの運転再開を予定しています。大阪、名古屋方面の特急サンダーバードは午前11時半ごろから運転を再開、しらさぎも正午ごろから運転が再開されています。一方、JR七尾線は、運転再開の見込みが立っていないということです。
のと鉄道は2日も終日運休となり、IRいしかわ鉄道は金沢・津幡間で施設・設備の安全が確認されたため午後2時からこの区間で臨時列車を運転しています。
北陸鉄道は2日の石川線、浅野川線の鉄道と県内すべてのバスの運行を取りやめています。
高速道路の情報
北陸自動車道では金沢東インターチェンジから金沢森本インターチェンジの間の通行止めが解除されています。
加賀インターから白山インターまでと金沢森本インターから富山西インターまでの区間は通行止めが続いています。