歯医者さんが「子ども食堂」を運営!?

【名古屋市中村区】
(夏目キャスター)
「こちら歯医者さんですよね。歯医者さんで子ども食堂やってらっしゃるんですか?」

(かすもり・おしむら歯科 押村憲昭 院長)
「やっています。場所は街に今から出かけていきます」

名古屋の歯科医、押村憲昭さん。診察の後、向かった先は近くの飲食店。

(押村憲昭 院長)「今回はここで(子ども食堂)を開催します」

【名古屋市中村区 CAFE&REST ミナミ】
実は押村さん、3か月に1度ほど地元の飲食店に協力してもらい、子ども食堂を開いています。
1回15万円ほどかかる費用は、押村さんが負担。

大人は300円、子どもたちは無料です。
今日のメニューは、おいしそうなオムライスとハンバーグ。

(押村憲昭 院長)
(子どもに)「『あーん』てして」

食べさせてあげるのかと思ったら…
(押村憲昭 院長)
「上向いてみて。きれいだね。(ご両親で)歯ブラシをしているんですか」

(参加者の父親)
「そうですね。私と妻でいつも(歯ブラシ)しています」

(押村憲昭 院長)
「とても大事なことで、スキンシップのひとつになってきているので、親子関係が良くないと、歯ブラシがうまくできない。良い環境だと思います」
「たくさん食べてね」

子ども食堂が診察の場にも。
歯ブラシをあげて、歯の大切さを子どもたちに伝えています。