オリックスからポスティングシステムでドジャース移籍が決まった山本由伸(25)が28日(日本時間)、本拠地のドジャー・スタジアムで入団会見を行った。
この日、会見の約3時間前に球団から山本の移籍が正式に発表され、同午前8時(現地27日午後3時)から会見を行うと急きょアナウンスされた。
会見後、現地記者がXで「今日の午後まで署名と記者会見を発表しなかった理由はここにあります」と投稿。「今日の発表への最後のハードルはMLBと選手会に最終承認をしてもらうことだった。たくさんの人が旅行に行っていました」とし、身体検査でもロースター40人枠の問題でもなく、クリスマス休暇というアメリカならではの事情に触れた。
これまで第一報としてクリスマス前の22日に、山本がドジャースと契約合意に至ったと現地メディアが一斉に報道。その契約内容も12年3億2500万ドル(約460億円)と、投手としては過去最長、最高額となる大型契約が伝えられた。以降、先にドジャース入りを決めた大谷翔平(29)との食事会が自身のSNSで投稿されるなど、移籍は決定的とされていたが、球団からの正式な発表が遅れていた。
※写真は左から球団CEOのスタン・キャステン氏、山本由伸、ブランドン・ゴームズGM