【イクラ】ドリップに注目!早めに買って小分け冷凍
子孫繁栄の縁起物、イクラを買う時のポイントは?
鮭・魚卵専門仲卸「栗辰」前田晃明店主:
時間が経ったり、魚卵の状態が良くないものは、少し柔らかくドリップが出やすい。そういったところを注意して見るといい。
正月に近くなるにつれ価格も上がっていくので、冷凍庫に余裕があれば早めに買って冷凍するのが賢い買い方。
小分けにして冷凍し、食べるときに必要な分を冷蔵庫で解凍するのがおすすめです。

また、イクラには「醤油漬け」と「塩漬け」があるのをご存じですか?
鮭・魚卵専門仲卸「栗辰」前田晃明店主:
「一般的にはイクラって醤油漬けのイメージが多いと思うんですけども、実は『塩』と『醤油』があって、『塩』の方が量が少ないんですよ。」
あまり出回らない貴重品の塩漬けイクラは、やや高価ながらイクラ本来の味を堪能することができるそう。
試食した小林由未子アナウンサーはー
「ちょうどいい塩加減が、イクラの甘みを引き立てている。濃厚になって凝縮されたような食感に変わっていて、美味しい!」
お正月にちょっと贅沢な「塩イクラ」を食べてみてはいかがでしょうか?
【エビ】使う直前に流水解凍

茹でたり焼いたりすると背が丸くなることから、腰が曲がるまで健康でいられると長寿の願いが込められているエビ。
エビ専門仲卸「三栄商店」金井幹治店長:
正月食べるのには、天然のタイガーが一番売れる。塩焼きが一番おいしい。
様々な種類があるエビですが、
▼刺身用以外は基本的に冷凍保存でOK
▼自然解凍よりも、使う直前に流水解凍すると味が落ちにくい
ということです。
【カニ】解凍しすぎはNG

最後に紹介する食材は、お正月の食卓を彩るカニ。
冷凍のボイルカニの上手な解凍方法を、「築地日進小田原橋」林義男店長に聞きました。
▼基本は冷蔵庫に入れてゆっくり解凍
(大きいカニは食べる5時間~6時間前)
▼解凍しすぎるとドリップが出てしまうので、半解凍・少し氷がついているぐらいが食べ頃
生のカニを解凍する場合はー
▼直接水が当たると旨味が抜けてしまうため、袋に入った状態で流水解凍
(ひるおび 2023年12月21日放送より)