2019年の台風19号の豪雨被害で甚大な影響を受けた宮城丸森町で27日、東京の大学生らがイノシシなどが出没しないように竹の伐採作業をしました。

丸森町の筆甫地区を訪れたのは中央大学の学生18人です。学生らは、川沿いに生えた高さ4mほどの篠竹をノコギリを使って伐採する作業に汗を流しました。

篠竹のしげみは、イノシシなどが出没するけもの道にもなっていて、従来は地域住民が伐採をしていましたが、高齢化が進み、竹が伸び放題になっています。

学生ボランティア:
「僕自身、宮城県出身で、何か宮城に貢献したいなと思っていたので。より自分事というか、自分の町に近いので頑張りたいと思いました」

筆甫まちづくりセンター 吉澤武志事務局長:
「こうして学生の方々が来てくれることで、地域の活気も生まれてくるのでありがたいです」

学生らは、28日は旧筆甫保育所の片付け作業などにあたる予定です。