自然環境に優しい農業を行う生産者を応援しようと活動する団体が25日夜、東京でイベントを開きました。
「きらめく土佐の晩餐会」と銘打ったこのイベントは発足から8年目を迎えた高知アンビシャスの会が生産者や環境に優しい農産物が生まれるストーリーを大勢の人に知ってもらおうと開いていて、今回が10回目。東京での開催は初めてです。
会場には生産者のブースが設けられ、野菜の紹介や試食などが行われました。
(四万十野菜合同会社 濵﨑龍一 代表社員)
「きついけれどもやりがいがある、頑張った分だけもうかるようなそういった形で付加価値の高い商品をしっかり全国の中でも高知県から届けていく、そういうことをこれからも力を入れて頑張っていきたいと思っています」
(かめのこ農園 岡本昌子さん)
「食べていただくとまた食べたいと思える野菜、皆さん頑張って作っているのでぜひ一度手に取って食べていただけたらいいなと思います」
(試食した人)
「塩こうじをつけたピーマンをいただいたんですけども、ピーマンそのものの甘味とか深みというのがより倍増されてきたような感じがして、有機野菜のすばらしさだと感じました」
この後、濵田知事や第1回から参加している女優で農業ジャーナリストの大桃美代子(おおももみよこ)さんらが出席し、シンポジウムが開かれ、有機農業の未来について意見を交わしました。
(高知アンビシャスの会 小松里枝 会長)
「この度初めて東京開催となります。ぜひ高知の有機のものを、こだわりの野菜とか食材などを東京の方々に知っていただき、販路としても充実したものになればいいなと」
会場では高知産有機野菜を使ったディナーも提供され、訪れた人たちが舌鼓を打っていました。