福島県いわき市小名浜に、常磐ものが味わえる新しい食堂がオープンします。中継でお伝えします。
【中継・水津邦治アナウンサー】
大型商業施設「イオンモールいわき小名浜」の向かいに、常磐ものが味わえる「小名浜あおいち食堂」という新しい食堂が年明けにオープンします。

開店させるのは、地元・いわき市で鮮魚の加工などをする「上野台豊商店」です。こちらの店では、原発事故、そして処理水放出後も福島の海の幸を伝え続けてきました。
上野台豊商店は、もともと鮮魚の卸売りが中心でしたが、震災後は加工品の販売にも力を入れ、ここ数年、常磐ものとして水揚げさるようになった「イセエビの姿蒸し」など、付加価値を加えた様々な新商品を開発してきました。

処理水の放出で風評の懸念もある中、今年7月に「いわき・ら・ら・ミュウ」にオープンしたのが、直売店の「小名浜あおいち」です。

首都圏のイベントなどにも精力的に参加し、常磐もの魅力を伝え続けてきた上野台さんは、福島が誇る海の幸のおいしさと魅力をさらに発信しようと今回、食堂を開くことになりました。
12月20日には、真新しい厨房で、メニューの試作品を作るなどオープンに向けた準備をしていました。













