宮城県が計画する広域防災拠点について25日、有識者による評価委員会があり、422億円にのぼる事業の費用対効果について。算出基準をより明確にすべきなどの意見が出されました。

評価委員会には、大学教授ら5人が出席し、県が示した広域防災拠点の費用対効果を審議しました。

広域防災拠点は、県が、総事業費422億円をかけて仙台市宮城野区のJR仙台貨物ターミナル駅の敷地に整備する計画で2032年度中の完成を見込んでいます。

出席者からは大規模災害発生時の効果について、公園として活用する平常時との効果の違いを明確にすべきといった意見が出されました。

県行政評価委員会公共事業評価部会 郷古雅春部会長:
「(効果の算出について)きちんと定量化の仕方が決まっているところ、はっきり決まっていないところがあり、誤解を受けないようにきちんと県民に対して分けて見せるべきではないか」

広域防災拠点をめぐっては、当初より総事業費が127億円増えたうえ、完成時期も12年遅れる見込みです。