25日午前、青森県六戸町で患者を運んでいた救急車が道路をはみ出し、道路脇に転落する事故がありました。救急車には患者1人と隊員3人の合わせて4人が乗っていて、患者の男性が軽いけがをしました。

※レポート小林憲治 記者
「完全にひっくり返った状態で救急車がとまっています」

事故があったのは六戸町折茂の県道三沢十和田線です。25日午前10時45分ごろ、「救急車が道路から逸脱して搬送困難となった」と隊員から消防に通報がありました。

警察や消防によりますと、救急車は三沢市消防本部の車両で、患者1人と隊員3人の合わせて4人が乗っていて、患者の男性が左手の甲などに軽いけがをしたということです。救急車は三沢市から十和田市の病院に向かって緊急走行中で男性はほかの救急車で十和田市内の病院に運ばれ、この事故によっての容体の変化はないということです。

現場は七百中学校近くを通る片側1車線の見通しの良い道路で、路面は一部凍結していたということです。警察が事故の原因を調べています。