島根県に入った連絡によりますと、出雲市内の飲食店から仕出し料理を取って食べた計15人が、下痢などの症状を訴えていることが分かり、県はこの店の食事が原因の食中毒と断定しました。
入院した人はなく、全員快方に向かっているということです。
食中毒の症状を訴えているのは、出雲市と雲南市に住む20歳代から80歳代の男女2グループ15人です。
いずれも20日に出雲市荻杼町のすし店、富貴寿しから、一方のグループが生魚を使ったちらし寿司、もう一方が握り寿司を仕出しで取って食べ、翌日午前中から翌々日にかけて吐き気や発熱、下痢などの症状を訴えたということです。
全員に共通した食事がほかにないことから、県はこの店の料理が原因の食中毒と断定し、23日から26日まで4日間の営業停止の処分にしました。
現在、食中毒の原因となったものを調べています。