お正月を前に沖縄産のキクの切り花が、出荷のピークを迎えています。
沖縄では、冬場も温かい気候を活かしたキクの生産が盛んで、この時期、正月需要を見込んだ県外向けの出荷がピークを迎えています。
航空会社各社は、臨時の航空貨物便を出して対応していて、那覇空港では4200ケースおよそ84万本のキクの切り花が、東北や関東に向けて出荷されました。
【県花卉園芸農業協同組合 前川亮一組合長】
「8月台風以降、雨が少なく、非常につくりづらい年ではあったが、ここにきて、生産者の皆さんがしっかりいいものを出していただけていると思う
沖縄県花卉園芸農業協同組合によると、県内の今月のキクの出荷量はおよそ13万4000ケースで、出荷額はおよそ11億円を見込んでいるという事です。