「全車種なので…」販売店は困惑
影響はダイハツ以外の企業にも広がっています。

東京・八王子市の中古車販売店では、在庫の約半分の70台がダイハツ車で、さらに約20台が納車を控えているといいます。

電話対応
「まだそこまで…きのうのきょうなので。弊社に(情報)が来てるかというと、来ていないんですよ」

くるまのハチオウジ 太田順平 営業責任者
「どんな形で調査結果が出るのか。今の車は大丈夫なのか。いち早くお客さまにお伝えしたい部分はあるので、ダイハツさんに早く聞きたいなと思います。一部車種(出荷停止)というのは、今までもあったと思うんですけど、全車種なので、ちょっと戸惑いが隠せない状態ではあります」
「下請けが泣く図式は困る」 製造業に影響大

帝国データバンクによると、ダイハツと直接取引がある企業とその下請け企業は、国内で推計8136社。売上高は2兆円を超えるとみられます。
中小企業団体のトップは…

日本商工会議所 小林健 会頭
「大企業のトップだけがいい顔をして、下請けが泣いている、というのが昔の組合の図式。それに近いことをやられたら非常に困るわけですよね」
ダイハツは部品を直接納入している企業を中心に補償を行う考えです。ただ、工場再開のめどは全く立っておらず、製造業全体に大きな影響を及ぼしそうです。














