一方、母乳を卒業すると、食べ物から「糖質」を取り入れ、エネルギーを作り出すことが増えていきます。
その結果、脂肪をエネルギーにする機会が減少するため、大人になるにつれて、太った体型が戻りにくくなると考えられているのだそうです。
山本メディカルセンター 齋藤真理子 院長
「我々も母乳を飲むわけにはいかないので、そうすると「中鎖脂肪酸」という形で取ると、普通の糖質経路を燃やす回路とともに、たまった脂肪を燃やしていく回路もオンになるので、両方オンになってくれると」
その「中鎖脂肪酸」が普段の食事で取り入れられると、医師が注目するのが「MCTオイル」と呼ばれる油です。

山本メディカルセンター 齋藤真理子 院長
「色んなお料理にかけても無味無臭なので、別に邪魔はしないんですね。例えばサラダにかけるドレッシングに、あとはお肉料理とか、お魚料理とか、そういったソースとかそんなものにかけちゃったりするのもいいですし、多少分離して良ければスープに入れて、一緒に飲むのもありです」