プロ野球の長期トライアウト「ジャパンウィンターリーグ」で若手選手を発掘する異例の取り組みが行われています。

浦添市で、ジャパンウィンターリーグの会見に同席したのは、海外協力隊を世界各国に送り出しているJICA沖縄です。

ジャイカの海外協力隊員は開発途上国で野球の指導も行っていて、ことしはこのうち5か国10名の選手の中から1人を選出し、ジャパンウィンターリーグに招へいしています。

選ばれた日系アルゼンチン人4世のペドロ・アンマ選手は、将来プロ野球選手になりたいと意気込みを語りました。

日系アルゼンチン4世 ペドロ・アンマ選手
「多くのプレイヤーと知り合いになることが成長につながった。帰国後もいいプレイヤーとしてチームに参加できればと思う」

ジャパンリーグ 鷲崎一誠代表
「170センチと野球選手にしては小柄だが、身のこなしが全く違う。日本のスカウト陣にアピールできるポテンシャルがある」

24日までトライアウトに参加するペドロ選手は、23日にコザしんきんスタジアムで行われる2試合に出場する予定です。