高級魚“ノドグロ”ってどうやって獲るの?

午前1時に出港。

漁場は輪島港から西におよそ38kmの地点で、時速15kmほどでおよそ2時間半かけて向かいます。

漁法は「固定式刺網漁」

魚が通過する進路をさえぎるように海中に帯状の網を張り固定します。

その網目に、泳ぐ魚が刺さる、絡むことで獲ることができる漁法です。

固定式刺網漁のイメージ

出港からおよそ2時間半、午前3時半に漁場に到着です。網を仕掛けるポイント選びが漁師の腕の見せ所。魚群探知機や、周りの漁船の動向を見ながら決定します。

前日の漁でノドグロがとれたポイントへ。水深150m付近に網を仕掛けます。

亜希さんは船尾で作業


網の長さは約3km。

船を進めながら20分ほどかけて海中に網のカーテンを張っていきます。

仕掛けが終わると、東野さん夫婦は作業に備えて仮眠をとり、休憩します。

2人で仮眠をとり漁に備える


そして、午前7時、いよいよ網の巻き揚げです。