日銀が追加の利上げを決めたことを受けて、北國銀行と北陸銀行は2026年2月から普通預金の金利を現行の0.2%から0.3%に引き上げると発表しました。いずれも30年以上前の水準となります。

北國銀行は、日銀の金融政策の見直しに伴う市場金利の動向を踏まえ、普通預金の金利を2026年2月24日から0.3%に引き上げます。
北國銀行によりますと、金利に関する資料は過去30年分しか保管されておらず、それ以前の高水準だということです。
一方、住宅ローンなど変動型金利の指標となる短期プライムレートも、2026年2月2日にこれまでの2.575%から2.825%に引き上げられ、1995年以来30年ぶりの水準となります。

富山県富山市に本店を置く北陸銀行もいずれの金利も同じ水準まで引き上げる予定で、普通預金金利0.3%は32年ぶり、短期プライムレートの2.825%は30年ぶりということです。
家計にとっては貯蓄の利回りが改善する一方で、変動型金利のローンの返済額が増えるなどの影響が広がります。














