「ラグビーを辞めようと思ったけど…」“最初で最後”の花園への思い

青森山田高校 中村桐十郎主将(3年)
「一番彼が下働きして、その部分でも悔しさが一番あったと思う。中心人物になってきているので、あいつが復帰してくれることでチームにより一段勢いに乗ってくる」
そして大けがから一年ー。

グラウンドには浪内選手が戻ってきました。10月の花園予選決勝に先発出場し今までのうっぷんを晴らすかのように躍動します。花園出場を告げるノーサイド笛を、グラウンドでかみ締めました。浪内選手はこの2か月、“最初で最後”の花園に向けて誰よりも強い情熱を胸に練習を重ねてきました。

青森山田高校 浪内迅選手(3年)
「身体が大きい分、強いコンタクトして相手にちょっとでも前に進ませないようにする。悔しかった思いがあって一度はラグビーを辞めようと思ったけど、チームメイトや家族に支えてもらった。チームメイト、家族に感謝しながら最後までやります」

初のシード校撃破、ベスト8入りへー。浪内選手にとって集大成の舞台の幕が上がります。














