長崎県内では、引き続き22日夕方にかけて平地、山地ともに大雪となるおそれがあり、長崎地方気象台では路面凍結などに注意・警戒を呼びかけています。

九州北部地方では、22日にかけて上空に強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が続く見込みで、長崎県内では22日夕方にかけて平地、山地ともに大雪となるおそれがあります。

22日正午までの24時間に予想される降雪量は、いずれも多い所で、南部・北部の山地で15センチ、五島で10センチ、南部・北部の平地でも5センチとなっています。

また、21日朝の最低気温は、長崎県対馬市鰐浦でマイナス3・2度、雲仙岳でマイナス2・7度、対馬市美津島でマイナス0・8度など厳しい冷え込みとなり、長崎県内18の観測地点のうち13の地点で今シーズン最も低い最低気温となりました。

交通では海上時化のため、長崎と五島を結ぶジェットフォイルなどが一部、欠航となっています。

気象台は降雪や路面凍結による交通障害、農業施設の管理などへの注意・警戒を呼びかけています。