ダイハツ工業が国の認証試験で新たに174の不正を行っていた問題で、国土交通省はきょう、ダイハツ本社に立ち入り検査を行います。
ダイハツ工業 奥平総一郎 社長
「認証を軽視していると指摘されても仕方がない不正が行われている。その行為を生み出す環境を作った責任は経営陣にある」
ダイハツ工業は、新たに25の試験項目で174の不正が見つかったと発表。
不正が始まったのは1989年からで、車の衝突試験や燃費の試験などで改ざんしたデータを使い、不正に国の認証を取得していました。
不正は生産を終了したものも含め64車種にのぼり、トヨタやマツダ、SUBARUに供給している車種も含まれています。
これを受けダイハツは、国内外で生産中の全ての車種で出荷の停止を決めました。
斉藤鉄夫 国土交通大臣
「自動車ユーザーの信頼を損ない、自動車認証制度の根幹を揺るがす行為。断じて許されない」
国土交通省はきょう、ダイハツ本社に立ち入り検査を行います。
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