自然災害による被害額

続いては、約168億円。

7月に熊本県内で2度、線状降水帯発生した大雨での公共土木施設の被害額です。

記者「雨の影響で県道熊本高森線の道路が崩落しています」

益城町では増水した川の流れに県道が大きく削られ、道路の一部が崩落しました。山都町でも。

記者「山都町では国道445号にかかる金内橋が崩落しています」

さらに農林水産業の被害額も30億円を超え甚大な被害をもたらしました。こうした災害に対応するため、熊本県は約97億円かけて、防災センターを整備。

災害時に停電でエレベーターが使えないことを想定し情報収集の中枢を担うフロアは2階に設置しています。

財産経営課 松尾亮爾 課長「熊本地震のような大規模災害が起きた時、いろいろな機関と連携しながら活動ができる拠点てして機能が果たせるようにという思いがあります」