年末年始を前に宮城県登米市の金融機関で19日、強盗事件を想定した訓練が行われ職員らが対応を確認しました。
登米市のJA新みやぎ津山支店で行われた訓練には、職員と警察官合わせて9人が参加しました。訓練は、店内に刃物や拳銃を持った犯人が押し入り、現金を奪い逃走する想定で行われました。
犯人が大きな声を出しながら窓口の職員から現金を奪い逃走すると、職員たちはカラーボールを車めがけて投げて逃走した車のナンバーを控えました。また、110番通報をして駆け付けた警察官に犯人の特徴などを説明していました。

登米警察署 内田吉洋生活安全課長代理:
「ケガをしないで対応するのが一番なので、複数人で対応することが大事であると考えます」

警察によりますと、年末年始は金銭を狙った犯罪が増える傾向にあるということで職員たちは、いざという時に備え対応を確認していました。