◆「生き抜かなければ」戦争を踏まえた思い
神戸:面白かったのは、まだ自衛隊もない。だから、ゴジラと戦うのは民間人。
松崎:「GHQ(連合国軍総司令部)は何をやっているんだ?」とかいろいろ批判も出てくるけれども、でもこの設定は秀逸だったと思います。
注:駐留連合国軍はソ連軍を刺激する恐れがあるとして軍事行動を避け、自前の軍隊を持たない日本は民間人だけで、ゴジラに立ち向かうことになる。(パンフレットより)
松崎:いくら何でも非現実的だろうという批判はあるんですけど、これは山崎貴監督が『永遠の0』(2013年)でけっこう批判されたんです。百田尚樹さんの原作が特攻隊賛美なので。観た方にはわかると思うけど、僕は今回、そこに対する山崎さんのアンサーも入っているなと思っていて、「無駄死にではなく、やはり生き抜かなきゃいけないんだ」みたいなところがすごく入っているなという気がしました。
神戸:特攻隊の話も出てきました。「生き残った人たちがどう生きていくか」というのが一つのテーマになっていました。














