◆「第1作より前」の大戦後を描く挑戦
神戸:国内実写版30作目、第1作から70周年のダブルアニバーサリー作品。東宝としても気合いが入っていたんですか。
松崎:いや、めちゃくちゃ入っています。制作費に20億円ぐらいかかっていますから。日本映画としてはものすごいスケールですよね。
神戸:戦後まもなくの闇市など、日本の戦後の時代を描いていて、すごくリアルな感じがしました。
松崎:ゴジラの第1作は1954年(昭和29年)なんですが、それに始まって、シリーズの各作は時代設定がほぼリアルタイムなんですが、今度のゴジラは第1作より前の時代設定なんですね。
神戸:まさに「-1.0」ですね。
松崎:これはかなり挑戦的なことなんです。昭和29年は、戦争の香りが残っていて、人々は戦争のことを知っていた。今回そこにあえて挑戦したのが、ものすごく大きなことだと思いますね。














