介護現場で働く人の悩みの種となっている腰痛などを防ぐための体験会が上田市で開かれました。

上田市の特別養護老人ホームで19日に開かれた体験会は、長野労働局が事務局を務める協議会が企画したもので、介護職員の腰痛など業界で課題となっている労働災害を防ぐため先進的な取り組みなどを学びます。

この日は、車いすからベッドなどへ人を移す際に介護用の機器を使うことで、腰への負担を減らす方法が紹介されました。

参加者:
「大変いいんじゃないですかね。(導入を)ぜひ進めていただきたいと思っています」

長野労働局では体験会を通じて職場の環境改善を図り、人手不足の解消にもつなげたいとしています。