パステル画と彫刻の魅力を楽しむ展覧会が熊本県八代市の博物館で開かれています。
この展覧会は、八代市在住の丸山久美子(まるやま くみこ)さんと登(のぼる)さん夫妻が開いたものです。
パステル画や水彩画は、久美子さんの作品。阿蘇の景色やアジサイなどの生け花を描いた作品のほか人物画など、パステルの淡い色調が見る人に心地よさを感じさせてくれます。

迫力ある木彫りは登さんの作品で、大きな丸太の内側を削り出して割れを防ぎ、軽くして運びやすいように制作されています。


中には、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を憂う石膏の作品もあります。

丸山さん夫妻は、「自分たちが歩んできた『時』を見ていただき、何かを感じ取ってもらえれば」と話しています。この展覧会は、12月24日までです。
