高速道路の料金所に強盗が押し入ったことを想定した対応訓練が山形市で行われました。

訓練が行われたのは、山形自動車道の山形蔵王インターチェンジの料金所です。

訓練は、観光客を装った犯人が、道案内を求め窓口を訪れたときに、応対した職員を拳銃で脅し人質に取るという想定で行われました。
犯人は、そのまま事務室に入り込み、周りの職員に、現金を出すよう要求します。
料金所の職員「危害を加えないでください」

そして、職員が、現金の入ったバッグを手渡すと、犯人は料金所を出て車で逃走します。
料金所の職員「ただいま、強盗がございました。ケガ人はいないが、現金を持って逃走しました」

訓練のポイントとなったのは、警察への伝達です。

警察は、犯人の特徴を髪型や帽子をかぶっているか、また、服の色など頭部から順に把握していくことが大切だと料金所の職員たちに呼びかけていました。
NEXCO東日本山形管理事務所・伊藤和也副所長「このご時世なのでいつ何があるか分からないので緊張感をもって業務にあたることが大切。まずは自分の身の安全を優先することが大切だと思う」

ネクスコ東日本によりますと、2015年に群馬県で料金所に強盗が入った事件が起きていて、職員たちは万が一に備え緊張した面持ちで訓練に参加していました。














