ユネスコの無形文化遺産への登録を目指して、「書道」を提案候補とすることを国の文化審議会が決めました。

「書道」は墨や硯といった道具を使って手書きする文字表現で、漢字の伝来や仮名の発展とともに生活に浸透し、2021年に国の登録無形文化財となっています。

国の文化審議会は、「書道」の歴史上、芸術上の価値が国内外で高く評価されているなどとして、ユネスコの無形文化遺産登録を目指して提案候補とすることを決めました。

2024年1月に開かれる無形文化遺産保護条約関係省庁連絡会議で審議され、了承されれば正式に候補となり、2024年3月末までに政府がユネスコに登録を申請する予定です。

その後、2026年11月ごろにユネスコの政府間委員会で審議される見通しです。