自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、先月亡くなった細田博之前衆院議長が、現在の安倍派である細田派の会長をしていた際、細田氏からキックバックの金額について具体的な指示を受けた議員がいることが新たに分かりました。
安倍派の政治資金パーティーでは、パーティー券の収入の一部が派閥側から議員側にキックバックされ、政治資金収支報告書に記載せず、裏金にしていた疑いがあり、東京地検特捜部は、すでに議員本人や秘書らに聴取を行っています。
この問題について、安倍派の関係者がJNNの取材に対し、「細田博之前衆院議長が派閥の会長だったころ、キックバックの具体的な金額を議員に伝えていたことがあった」と証言しました。
細田氏は2021年、派閥の会長を退きましたが、関係者によりますと、細田氏がキックバックの金額を議員に伝えていたのは、会長を退く数年前だということです。細田氏が収支報告書の不記載について指示をしていたかは分かっていませんが、派閥の会長がキックバックを認識していたとみられます。
東京地検特捜部はキックバックが不記載になった経緯について、派閥内での認識も調べているものとみられます。
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